建築用語について~尺とは~
2022.10.09こんにちは、ナカガワホームの誠也です!!
★さて今回は「1尺(しゃく)」って何センチ?住宅でよく聞く「尺」を使いこなす方法
一般的な長さでは「センチ」や「メートル」を使いますが、建築業界や日本の伝統工芸では「尺(しゃく)」という言葉も現役で使われています。
尺は昔から日本で使われている長さの単位で、住宅業界などでは今も普通に尺が使われているんですね。
そしてそんな時に困るのが、尺の大きさがイメージがつかないこと。
たとえば「3尺」と言われても、
「それって何センチ?」となってしまいますよね。
1尺 = 約30.3㎝。
厳密に言うと1尺は30㎝を少し超えた長さになりますが、基本的に1尺と言われた場合、大体30㎝くらいと覚えておけば大丈夫です。
「1尺=約30.3㎝」・・・数字的には小数点が有るなど少し分かり辛い数字ですよね。
そこで尺とセンチを一覧表にしてみるとこんな感じになります。
尺(しゃく) |
㎝(センチ) |
尺(しゃく) |
㎝(センチ) |
1尺 |
30.3㎝ |
11尺 |
333.3㎝ |
2尺 |
60.6㎝ |
12尺 |
363.6㎝ |
3尺 |
90.9㎝ |
13尺 |
393.9㎝ |
4尺 |
121.2㎝ |
14尺 |
424.2㎝ |
5尺 |
151.5㎝ |
15尺 |
454.5㎝ |
6尺 |
181.8㎝ |
16尺 |
484.8㎝ |
7尺 |
212.1㎝ |
17尺 |
515.1㎝ |
8尺 |
242.4㎝ |
18尺 |
545.4㎝ |
9尺 |
272.7㎝ |
19尺 |
575.7㎝ |
10尺 |
303.0㎝ |
20尺 |
606.0㎝ |
住宅では「尺」以外にも「寸(すん)」、や「間(けん)」という言葉を使うこともあります。
小さい頃に「一寸法師」のお話を読んだことがあるという方も多いと思いますが、「一寸法師」の「一寸」というのは大きさの単位なんですね。
「寸」、「尺」、「間」をすべてミリ単位で比べてみると、
1寸 = 約 30.3㎜
1尺 = 約 303㎜
1間 = 約1818㎜
こんな感じになります。
一見するとあまり繋がりが無さそうな3つの単位ですが、
「1間 = 6尺 = 60寸」という関係性で全てが繋がっています。
まとめ
今回は「1尺は何センチ?」という部分に焦点を当てながら尺について詳しく見てきました。
住宅業界では普通に尺が使われますが、一般の方にとってはあまり馴染みのないものですし、急に尺が出てきてもよく分からなくなってしまいますよね。
そうならないためにも、「1尺=約30㎝」。長い定規1本分くらいというのを頭の片隅に入れておくと便利です。そして機会があればぜひ一度使ってみてくださいね
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では次回の更新をお楽しみに🎵