長期優良住宅について~メンテナンス編~
2024.11.16こんにちは、ナカガワホームの誠也です!!
紅葉の季節になりましたね。皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?
昼夜の寒暖差が激しくなり、どんな服装で出るか迷いがちの毎日です!(^^♪
さて今回は、長期優良住宅のメンテナンスについてお伝えします。
最近では自然災害の対策や地球環境の保全の意識も高まっており、また国の住宅補助金制度や税金控除なども相まって長期優良住宅のお家を望まれる方が増えています!
そんな長期優良住宅!もちろんいいことばかりではないですが今回の記事を読んでいただければ安心です。
ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
「長期優良住宅」とは?
長期優良住宅は、高い耐久性や省エネ性能を持ち、長く快適に住み続けられる住宅として国が認定するものです。
これにより、税制優遇や住宅ローン減税などのメリットがありますが、その代わりに「定期的なメンテナンス」が求められます。
今回は、そのメンテナンスについて詳しくご紹介します。
なぜメンテナンスが必要?
長期優良住宅として認定された家は、 「維持保全計画」 に基づいてメンテナンスを行うことが義務付けられています。
これにより、住宅の高い性能を長期間維持し、快適な住環境を保つことができます。
メンテナンスの目的
- 資産価値の維持:長期的に高い資産価値を保つために必要です。
- 安全性の確保:耐震性能や耐久性を保つことで、安心して暮らせる家に。
- 省エネ効果の維持:断熱性能などを維持し、光熱費の削減につながります。
具体的なメンテナンス項目
- 外壁・屋根の点検(10年ごと)
外壁や屋根は、風雨にさらされて劣化しやすい部分です。ひび割れや塗装の剥がれがないか、10年ごとに点検・補修を行うことで雨漏りや断熱性能の低下を防ぎます。 - 給排水設備の点検(5年ごと)
キッチンやバスルームの給排水設備も定期的にチェックが必要です。水漏れや配管の劣化を早期に発見し、トラブルを未然に防ぎます。 - シロアリ対策(5年ごと)
特に木造住宅ではシロアリの被害が心配です。予防処置や点検を5年ごとに行うことで、大切な家を守ります。 - 窓やドアの気密・断熱性能のチェック(5年ごと)
気密性が低下すると冷暖房効率が落ち、光熱費が増加します。窓枠のゴムパッキンやドアの隙間を確認し、必要に応じて補修します。
メンテナンスを怠るとどうなる?
- 税制優遇の喪失
長期優良住宅としての認定を受けていても、定期的なメンテナンスを怠ると、税制優遇の対象外になることがあります。 - 修繕費の増加
小さな劣化を放置すると、大規模な修繕が必要になることも。定期的なメンテナンスを行うことで、将来の大きな出費を抑えられます。 - 住み心地の悪化
断熱性能が落ちると、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。また、湿気がたまりやすくなり、カビの発生リスクも高まります。
まとめ
長期優良住宅の維持には、計画的なメンテナンスが欠かせません。面倒に感じるかもしれませんが、 「定期的な点検と適切な修繕」 を行うことで、快適で安心な暮らしを長く続けることができます。
家を建てる際は、 メンテナンス費用をあらかじめ見込んでおくこと も重要です。
建築施工会社のアドバイスを受けながら、しっかりと計画を立てることをお勧めします。
大切な家族と長く住む家だからこそ、きちんとお手入れをして安心安全で快適に暮らしていただきたいものですね!
では次回の更新をお楽しみに🎵