○○の秋について・・・

2020.09.19

こんにちは、ナカガワホームの誠也です。>^_^<

 

大型台風が去り、明け方は寒さを感じるようになりました。これは秋の到来ですね!!

暑さもひと段落した秋は過ごしやすく様々なことに挑戦しやすい季節です。暦通りであれば連休もあるので楽しみも多く、寒い冬が来る前に出来ることを沢山やって楽しみたいものです(^^♪

 

 

秋といえば・・・読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋とたくさんありますが、みなさんは秋といわれて何を思い浮かべますか?

 

そもそも○○の秋というようによく表現されますが、どうしてそのように言われるようになったのかご存じですか?

それぞれの由来やほかにどんな秋があるのか調べてみましたので、せっかくなので発表させていただきます!

 

 

・読書の秋・・・

「読書の秋」と言われるようになったのは、秋の気候が読書に適しているからと言われています。

夏の暑さも一段落して夜が過ごしやすくなり、本を読むのに最適な気温になるのが秋なのです。人が集中するのに最適な気温は18度前後で、秋ごろの気候がぴったり!

その他に読書の秋と言われる由来は、古代中国の詩が元となったという説が有力とも言われています。

韓愈(かんゆ)という文人が読んだ、「灯火親しむべし」という詩があります。

この詩の意味は、「秋は過ごしやすい季節で、夜には明かりを灯して読書をするのに最適だ」ということらしいです。

この詩を夏目漱石が「三四郎」という小説の中で取り上げ、そこから読書の秋が広まったと言われているようです!

 

 

・スポーツの秋・・・

「スポーツの秋」といわれるようになったのは、東京オリンピックがきっかけです。

秋は元々体を動かすのに最適な気温なことから、スポーツに適していると言われていました。また農作物の収穫が一段落して天候も良い日が続くことから、運動会も秋に行われる傾向にありました。

また東京オリンピックがきっかけとなって、以前よりも更にスポーツに親しもうとする気風が高まりました。更に開会式のあった10月10日が、国民で運動を楽しもうと呼びかける「体育の日」に制定。

この事をきっかけに、10月10日を中心として運動を楽しむ風潮が生まれ、スポーツの秋と言われるようになったのです。

 

 

・食欲の秋・・・

秋と言えばお米が実り、野菜も美味しく果物も取れ、魚も沢山取れる『実りの秋』でもあります。

現代では、一年中美味しいものがいつでも食べられますが、昭和40年頃までは季節に応じて作物は収穫され、秋が一番食べ物が豊富な季節でした。

いわゆる「旬の食べ物」がたくさん出回る季節。沢山美味しいものが食べられる秋が、食欲を満たしてくれる季節となるのも納得ですね!

また秋に熊が人里まで降りてきて、人間の食べ物を漁るというニュースを聞いたことはありませんか?

あれは冬眠に備えてひたすら食べる為に、残飯などを目当てにやってきてしまった結果だったようです。

実はこの「冬眠に備えて脂肪を貯めこむ」本能は人間にも残っています。冬眠はしないけれど、寒い冬を乗り切るために体に脂肪を貯めようと秋になると食欲が強くなるそうです。

食べ物が美味しいことも重なって、食欲が強くなるために「食欲の秋」と言われるようになったみたいです!

 

 

・芸術の秋・・・

この芸術の秋と言われる由来については、読書の秋と同じく、集中して物事に取り組むのに最適な季節だからと言われています。

その他の理由としては、「二科展」「日展」「院展」という美術の公募展が秋に集中しているからという説もあります。

関連する芸術イベントも秋に多く開催され、芸術作品を楽しむのには良い季節のようです。

 

・行楽の秋・・・

理由としては、秋は晴天が続いて過ごしやすくお出かけにピッタリの季節だから。またスポーツ・収穫祭・芸術展などのイベントも多く行われるのも理由の一つ。

秋は楽しいことがたくさんあるので、必然的に行楽の秋になったと考えるのが自然かも知れませんね♪

 

 

全ての秋を1日で満喫するのは難しいですが、余裕があるなら色々と体験したいものです。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

 

では次回の更新をお楽しみに🎵