対面キッチンについて
2024.03.16こんにちは、設計の和泉です(*’▽’)
3月中旬に入り、暖かい日が増えてきた気がします。
この時期から花粉が発生するので、花粉症の私にはしんどいです(>_<)
花粉症の飲み薬と目薬は必ず持ち歩くようにしております!
さて今回はキッチンについてお話したいと思います!
最近は対面キッチンが主流になっております。
家族と会話しながらお料理ができ、オープンな空間になるので、人気があります(^O^)/
しかし、メリットだけではなくデメリットもあり、後悔しないための設計ポイントをお伝えします。
まず対面キッチンのメリットとして、下記の3つがあります。
■料理をしながら会話ができる
キッチンに立っているときにリビングダイニングが見渡せて、家族とのコミュニケーションがとりやすいのが、対面キッチンの魅力。
子供の宿題を見守ったりゲストとのおしゃべりを楽しんだりしながら、料理やお茶の支度ができます。
■キッチンが広い
対面キッチンなら、キッチンとダイニングを一体的な空間として使えるので、室内が広く感じられます(*^^)v
開放感あるキッチンで、ゆったりとした気持ちで料理ができるのも嬉しいポイントです(^^♪
■収納量が多い
対面キッチンの場合、通路をはさんだ壁側に冷蔵庫やカップボードを配置できます。
そのため、壁付けキッチンに比べて収納量を確保しやすくなります。
調理家電や食器も使いやすい位置に置けるので、機能的なキッチンを実現できます。
逆にデメリットは下記の内容になります。
■動線が長い
対面キッチンでは、ダイニングテーブルをキッチンの向かい側に置くことが多いです。
カウンター越しに出来上がった料理を配膳したり片付けたりできるので、とても便利!
しかし、手伝ってくれる人がいない時は、ひとりでキッチンとテーブルを行き来することになり、使いにくいと感じることも多いようです(>_<)
■通路幅が狭い
キッチンと背面収納の間の通路幅は、80cm〜90cm程度が一般的です。
冷蔵庫は奥行きがあるので、冷蔵庫が通路に飛び出している間取りもよく見かけます。
ひとりで作業する時はこのくらいの通路幅でも問題ないのですが、家族が冷蔵庫のものを取りに入ってきたり、子供がお手伝いをしたりする時は、狭く感じてしまいます。
また、キッチンの引き出しを大きく開けるときにも、通路が狭いと使いづらさを感じます。
まとめ
人気の対面キッチンですが、ポイントを踏まえて設計しておかないと、思わぬ使いにくさに後悔することも・・・
使いやすくするには、ダイニングテーブルとの距離を短くする、通路幅を広めにとる、収納を適切に設けるといった配慮が役立ちます。
キッチンの使いやすさを体感するには、ショールームでさまざまなキッチンに触れてみることがおすすめです。
これからキッチンを検討する方は、ぜひお気軽にご相談ください。
では次回の更新をお楽しみに🎵