こんにちは。設計の村上です。

 

本日は内部の床『フローリング』についてご紹介させていただきます。

 

フローリングには、大まかにシート張り、突板張り、無垢板張りの3種類があります。現在の一戸建て住宅ではシート張り（一般的にはフロアーと呼ばれております。）が大半を占めております。

 

1．シート張り

（メリット）

・掃除やお手入れが楽。

・低価格でフローリングの風合いを楽しめる。

・抗菌、防水、ワックス不要など機能性に優れたものが多い。

・品質が一定でばらつきがない。

・デザイン、色の種類が豊富などの特徴があります。

（デメリット）

・天然木に比べると床が冷たく固い。

・深く傷つくと、下の合板が見える。

・木材の経年変化は楽しめない。

 

 

2.突板張り

 

(メリット)

・無垢材に比べると価格が安価

・本物の木の質感が味わえる。

・調湿作用による反りの心配ない。

・床暖房との相性が良い。

(デメリット)

・無垢材と比べると見劣りする。

・傷や水分に弱い。

・傷を削って補修はできない。

・深く傷つくと、下の合板が見える。

・直射日光、日焼けに弱い。

 

 

3.無垢板張り

 

（メリット）

・天然木の持つ温もりや、手触りが感じられる。

・傷がついても、表面を削ることで修復することが可能。

・経年変化が楽しめる。

・調湿作用があり、室内の湿度を快適に保てる。

（デメリット）

・価格帯が高い。

・傷や水分に弱い。

・調湿作用により反りや隙間が発生する場合がある。

・床暖房との相性が悪い

 

 

このように、それぞれにメリットとデメリットがありますので、コスト面も含めてお選びください。お手入れなどを考えると、シート張りが一番安心ですが、無垢板の温かみや長い間使うことでいい味がでる楽しみもおすすめです。

 

弊社ではオンライン無料相談会を行っておりますので、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。

 

では次回の更新をお楽しみに🎵