みんなが気になること~窓サッシについて~

2020.08.02

こんにちは。

設計の村上です。

 

本日は窓サッシについてご紹介させていただきます。

 

窓サッシには、アルミサッシ、樹脂サッシ、複合サッシという3種類があり、日本ではアルミサッシがなじみ深いですが、現在の一戸建て住宅では樹脂サッシや複合サッシが大半を占めております。

 

1.アルミサッシ

アルミサッシのメリットはコストが安く、軽くて強度がある素材になりますので、同じサイズの樹脂サッシ窓で比較した場合、枠が細く作ることが出来るためスッキリした窓に見え、ガラス面積を広くとることが出来ます。また、耐候性が高い為雨風に強く、さびにくい、紫外線に強いという性質があります。

デメリットとしては、3種類の中で一番断熱性能が低く、熱伝達しやすいため結露が発生しやすくなります。また、デザイン性やカラーバリエーションが多くありません。

 

 

2.樹脂サッシ

 

 樹脂サッシのメリットは、断熱性能が非常に高く熱伝達が少ない為、結露の心配がほとんどありません。デザイン性・カラーバリエーションともに豊富にあります。

デメリットとしては、アルミサッシと比べると耐久性が劣ってしまい、強度を上げるために厚く強化することでカバーしています。また、コストがアルミサッシの2倍近くなってしまいます。

 

 

 

3.複合サッシ(半樹脂サッシ)

 

複合サッシとは外部側がアルミ、内部側が樹脂になっております。

アルミサッシと樹脂サッシのいい部分を併せ持ったサッシになりますので、コストもアルミサッシよりは高くなりますが、樹脂サッシほど高くありません。断熱性能も高く、部屋内側が樹脂になっておりますので熱伝達が少なく結露もしにくくなっております。

また、デザイン性・カラーバリエーションも豊富にありますので、最近の住宅において一番使われているものになっております。

 

 

 

このように、それぞれにメリットとデメリットがありますので、コスト面も含めてお選びしてください。現在は、半樹脂サッシが主流ですがゼロエネルギー住宅(ZEH)や認定低炭素などの省エネ住宅が進み、より断熱性能が高い樹脂サッシも多くなってきております。

 

弊社ではオンライン無料相談会を行っておりますので、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。

 

では次回の更新をお楽しみに🎵