『軸組工法(在来工法)と枠組工法(2×4工法)の違い』🎩

2020.05.10

こんにちは。ナカガワホームの村上です。

 

本日は軸組工法(在来工法)と枠組工法(2×4工法)の違いについてご紹介させていただきたいと思います。

 

軸組工法の特徴 

日本で昔から行われている工法で、柱と梁(軸組)などの「線」で支える構造になります。

一般的には、ほぞつぎといわれる加工(昔は大工さんが手刻みで行っていましたが、今はプレカットと呼ばれる機械で加工しているのが主流になっております)や、金物を使ったSE工法等を用いてパズルのようにはめ込んで組み立てていきます。

 

 

これだけでは台風や地震に弱いので、筋交(すじかい)と呼ばれる木材を柱と柱の間に斜めに取り付けて揺れを抑え込む建物になります。

集成梁を使用すれば大空間のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)を造れたり、将来リフォームをするときの間仕切壁撤去等の際に自由度があるのが特徴になります。

 

 

 

 

・枠組工法の特徴

一般的には2×4工法(ツーバイフォー工法)として耳にされる方が多いと思います。2インチ×4インチ(38㎜×89㎜)の枠材に合板などの面材を固定して、床や壁のパネルを工場で作成し現場でパネルを組み立てて「面」で支える構造になります。

開口部分以外の面は全て、耐震壁になりますので揺れに対しては非常に強い造りになっております。

 

 

ほとんどの部材を工場で製作してきますので、現場での大工作業は少なく工期短縮になります。

面で建物の揺れや荷重を支えているので、大きな空間や大きな窓をとることに制限がかかったり、間仕切壁の撤去等が非常に難しい為、将来的なリフォームは制限されることが多いのが難点です。

 

 

 

軸組工法と枠組工法はどちらがいいとは一概には言えません。それぞれに長所と短所があり建物を建てる環境や間取りによって工法を決めていくことが重要です。

 

分からないことがあれば無料相談会を行っておりますので、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。(オンラインでのご相談も受け付けておりますのでお気軽にご相談ください)

 

では次回の更新をお楽しみに🎵