棟上げをしました🌄~その②~
2021.10.31こんにちは。設計の村上です。
全国でみてもコロナ感染者が非常に少なくなってきましたが、東南アジア・アメリカ・中国等からの輸入材料が入りにくくなってしまい、ウッドショックによる材料の高騰、便器・手洗い関係の納期遅れが起こっております。
年内には、ある程度落ち着いてくるだろうと言われておりますが、まだまだどうなるかわからない状態が続いております。
今回は、先日棟上げさせて頂いたI様邸のご紹介です。
手前に立っている2本の長い柱が通し柱になります。
通し柱とは、基礎の上にあり、土台から軒まで通った継ぎ目のない木材です。
主に2階建て以上の木造建築に使われます。在来工法で建てられる家の耐震性や耐久性を高める目的になります。柱の大きさも他の柱に比べてひと回り大きくなってます。
こちらは2階の床組みを剛床工法(根太レス)で行っております。
剛床工法の大きな特徴は、地震や台風に強いことです。直接、梁材に留めつけることができるため、地震・台風時に発生する水平力に対して強い力が生まれます。より強固な床をつくり出すことができます。
また、剛性の高さから「火打ち梁」を省くことができます。火打ち梁とは、木造で床組みや小屋組みの変形を防止するために必要な斜材(しゃざい)のことです。火打ちや根太を施す必要のない剛床工法は、手間と時間・費用を省くことができ効率アップにもつながります。
雨養生の為、ブルーシートにて全体を包み棟上げ当日の作業は完了になります。
翌日からは、窓を取り付けるための下地や、筋交い、構造金物の取付を行っていきます。
話は変わりイベントのご紹介ですが、現在、梅満町の方で2階建ての見学会を行っております。
また、11月3日には百年公園にてハレルーヤマルシェにも出店させていただくことになりました。
詳しくお話をお聞きしたい方はお気軽に連絡ください。
では次回の更新をお楽しみに🎵